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外科学「臨床腫瘍・低侵襲治療学」

研究室紹介

 平成24年4月1日より外科学講座の中に臨床腫瘍・低侵襲治療学が新たに開設されました。がん対策基本法の制定でより重要となった「がん化学療法」と近年目覚ましい発展を遂げている「内視鏡外科手術」の安全管理を主たる研究テーマとし、結果を臨床へフィードバックしていきます。担当する疾患群は消化器疾患です。主に胃や大腸などの消化管の疾患を得意としていますが、スタッフの増加を図り、より多くの領域を扱っていく予定です。
 スタッフは今のところ平成18年11月1日に開設された医療学/医療管理学分野の2名が兼任しています。外科1のスタッフの協力の下、内視鏡手術や抗がん剤治療を行っています。
 また新たに、平成26年12月より手術支援ロボット「ダビンチ」を用いた大腸がん手術(ロボット支援腹腔鏡(補助)下大腸切除術)を導入、続いて、平成27年6月から「ダビンチ」による胃がん手術(ロボット支援腹腔鏡(補助)下胃切除術)も開始しております。平成30年12月現在、大腸がんは14例,胃がんは5例実施しており、積極的に先進的な医療に取り組んでいます。

研究内容

 主に臨床試験を通じて、胃がん、大腸がんに対する抗がん剤治療の有効性や安全性を検証しています。平成30年12月現在、以下の臨床試験を行っています。適合する患者さんへは詳しくご説明を致しますので、臨床試験への参加のご協力をお願いいたします。

■対象となるがん病名 胃がん

  1. 術後補助化学療法
    • 治癒切除胃癌StageⅢ症例に対する術後補助化学療法としてのS-1+Oxaliplatin併用療法第Ⅱ相試験 【TOSA trial】
  2. 手術
    • ロボット支援腹腔鏡(補助)下胃切除術
  3. 高度進行胃癌化学療法
    • 化学療法未治療の高齢者進行・再発胃癌に対するCapeOX療法の第II相臨床試験      【TCOG GI-1601】
  4. その他
    • 切除不能進行性胃癌症例におけるニボルマブのバイオマーカー探索を含めた観察研究 【(DELIVER 試験): JACCRO GC-08】

■対象となるがん病名 大腸がん

  1. 術後補助化学療法
    • 大腸癌肝転移根治切除例に対する術後補助化学療法としてのオキサリプラチン+カペシタビン併用療法(XELOX療法)の検討 【REX Study】
  2. 手術
    • ロボット支援腹腔鏡(補助)下大腸切除術
  3. 高度進行大腸癌化学療法
    • 大腸癌に対するoxaliplatin併用の術後補助化学療法終了後6か月以降再発例を対象としたoxaliplatin based regimenの有効性を検討する第Ⅱ相臨床試験【INSPIRE Study】
    • FOLFOX plus panitumumabによる一次治療抵抗または不耐となったRAS wild-type、切除不能進行・再発大腸癌に対する2次治療としてのFOLFIRI plus panitumumab療法の有効性に関する多施設共同第II相試験 ―Liquid Biopsyによるバイオマーカー発現の変化と抗腫瘍効果についての検討―【PBP Study】
    • 標準化学療法に不応・不耐の切除不能進行・再発大腸癌に対するTFTD(ロンサーフ®)+Bevacizumab併用療法のRAS遺伝子変異有無別の有効性と安全性を確認する第Ⅲ相試験 【JFMC51-1702-C7】
  4. その他
    • 大腸癌の化学療法における血中5-FU濃度モニタリング情報を用いた5-FU投与量の決定
    • 重複癌における保険適応外部位の癌腫に対する抗がん薬の有効性、無効性の検討
    • 大腸癌切除後の腸間膜内リンパ節検索における脂肪溶解液の有用性に関する研究
    • 大腸癌術後リンパ節の病理学的診断に関する後ろ向き研究
    • 直腸切除術に伴う一時的人工肛門の閉鎖時期と安全性に関する研究
    • 後期高齢者低位直腸癌(高リスク pT1、低リスク pT2)に対する準標準的治療を評価する多施設共同前向き観察研究

スタッフ紹介

教 授(兼):小林 道也 〈研究者総覧へ〉
講 師(兼):岡本 健 〈研究者総覧へ〉
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外科学「臨床腫瘍・低侵襲治療学」

TEL:088-880-2760
FAX:088-880-2760